「子どもは、与えられなかったものを
のちに与えることができない」
イギリスの女流作家、P.D.James氏の言葉です。
小さいときのお母さんとの人間関係は、
子どもが大人になってからの人間関係に大きく影響を
及ぼすことは、よく知られています。
お母さんにももちろんいろいろな事情もあるし、
いろいろなことが起きます。
毎日愛情いっぱい、ゆったりした心で必ず
接することができるかというと、
なかなかそういうわけにもいきませんよね。
ただ、いつも心のどこかに、
今日この日の私とのかかわりから、
この子はまわりを愛し、愛される子に育っていく、
ということを留めておいてもらえればと思います。