子どもは、
真っ白のキャンパスで生まれてくるわけではありません。
ある程度、カタチや色がある状態で生まれてきます。
だからお母さんが全部色を塗ったわけではありません。
お母さんは一生懸命我が子を育てます。
こんな風に成長してほしい、と願いながら、
成長を見守り、導きます。
しかしその子育てが思った通りにいかないときに、
子どもはもともとある程度、
カタチや色を持って生まれてきたのに、
そのカタチや色の存在を無視していなかったか、と
考えてみるのも良いと思います。
この子は、
どんなカタチや色がある状態で生まれてきたのだろう、
どんな可能性や、どんな能力をその手に持っているのだろう。
自分の子どもだからこそ、
見えていないところもあったかもしれません。