今年は、たくさん本を読みたい!
そう思って「月に2冊本を読む」という目標を立てます。
しかし、大抵この目標が達成されることはありません。
なぜでしょうか?
具体的なようで、抽象的な目標だからです。
本と言っても様々で、要点だけ読めばいい本、
さーっと読んでも何回も読み返したい本、
小説のように世界に入り込む本・・
「2冊」という数字をクリアするだけを目標にしてしまうと、
その数字にとらわれ、
本を読むことの本質が無視されてしまう恐れがあります。
たとえば「通勤電車の30分は必ず本を読む」など、
本を読む時間を毎日確保することを目標にすれば、
本質を見失うことがありません。
間違った目標を立てて、達成したのに結果が出ないと嘆くのは、
こういった問題が隠れていることがあります。
お子さんも一緒です。
目標を達成することに固執して、本質を見失っていないか?
努力の先にあるなりたい自分の姿のイメージを強く持ち、
そのための目標であることを意識して目標を作るように励まして
くださいね。