「矛盾」という言葉があります。
中国の故事成語で、
どんな盾も貫く矛と、どんな矛も防ぐ盾、
その両方を売っていた男が、客に、
つじつまが合わない事を指摘され、答えられない、という話。
世の中には、確かに、「矛盾」は多く存在します。
多くの矛盾、または例外、それらをある程度、
受け入れながら、私たちはバランスをとっています。
解消できる矛盾は解消しながら、前に進んでいます。
社会性を少しずつ身に付けながら、子どもは、
その過程のなかで「矛盾」の存在を学んでいきます。
母としては、解消すべき矛盾は解消してやりつつも、
矛盾や例外の存在を理解することも、
あるタイミングできちんと伝える必要だと思います。