【ルールを教える段階、定着させる段階】

ルールは、教える段階と定着させる段階があります。
新しいルールは、
一回教えただけでは定着しないので、
しばらく教えるだけの期間が必要です。
何度も何度も根気よく、
「前にも言ったよね?」とは言わずに教えること。
中には一回で理解できてしまうルールもありますが、
子どもには難しいルールもたくさんあります。
伝え方などいろいろ工夫も必要です。

そして次は、自然にルールを守れるように、
定着させていく段階です。
これも、時間がかかるものはかかります。
もう教える段階ではないので、
「どうするんだっけ?」と子どもから引き出させる。
頭ごなしに命令されるのではなく、
自分から引き出すことに快感を覚えるので、
どんどん考えさせてあげる。
これは根気がいるし、時間もかかります。
しかし親が先回りしてやってあげるのは、
そのときは楽ですが長い目でみると遠回りです。

今は、一生使うルールを身に着ける土台づくりの時期。
大変ですが、しっかり身につけさせていきたいですね。




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