人が自分の人生を幸せだと感じることは、
とても主観的な問題です。
何が幸せなのか、それは自分自身で感じるものです。
それはたとえ自分の子どもであっても同じです。
自分の子どもであっても、
本人にとっての幸せは、親が決めるものではありません。
人生の選択肢が広がった現代。
様々な生き方が可能となりました。
そのなかで、生き方がわからなくて悩むこともあるでしょう。
人生は一度きり。
選択肢は多いほうがいいけれど、
選ぶ人生はひとつだけです。
自分の生き方、そして幸せを見つけられるように、
人間としての基礎をしっかり教え、見守ることが、
親としては大切なのだと思います。
<子供の心得>
幸せって何だろう。
そう考えたとき、僕たちはあまりにも恵まれているなと感じることがあります。
僕たちの周りにはものが溢れている。
今、こうしてお母さんの心得を見る機械がすぐ側にある。
満足にご飯を食べている、着るものがある、病院もある。
欲を出せば、もっともっとと思うけれど、
僕たちは今こうして日本に生まれただけでも幸せなことなのではないでしょうか。
お母さんとお父さんの元で生まれて
たくさんの愛情を受け、僕たちは育てられて来ました。
大人になれば、自分達で色々と考え、決断する時が来ます。
親とぶつかるのはその時でしょうか。
子供の考えを尊重したい部分と、親としての自分の考えを
受け取ってほしい、そんな気持ちだと思います。
そういう未来が、いずれやってくる。
子供も大人もお互い依存していたら、
その時に良い決断が出来ません。
良い意味で親離れ、子離れする必要が出てきます。
親はいつでも子供の応援者でいてほしい。
でも、間違った道に進もうとしていたら注意をしてほしい。
正しいことは正しいと言える人間へ。
お母さん、いつもありがとう。