泣いている子どもにそう聞いても、
答えがわからないとき。
まわりの大人は状況から考えて、
その涙を解釈しようとします。
そしてもっともらしい結論を出して、
子どもの気持ちを落ち着かせる行動に出ます。
そんな風に私たちは、
起きたことを常に解釈し、理解しようとし、
そして解決しようと行動します。
しかし解釈はあくまで解釈であり、
真実であるとは限りません。
私たちは起きたことに対して
常に解釈をしていますが、
ときにその解釈を真実と思い込んでしまうこともあります。
それは思わぬ誤解を生むことにもなります。
そんな風に勝手に思い込んでしまうことの
怖さを、意識していたいと思います。
<子供の心得>
子供が泣く理由分かりますか?
分からないから聞くんですよね。きっと。
子供は未熟であればあるほど、泣きますし、
成長すればするほど、我慢出来るようになってきます。
でも子供は、生まれた時からお母さんに
伝えようと努力している。
その伝え方が泣くという選択肢しかないのです。
お腹がすいた、トイレに行きたい、
機嫌が悪い、抱っこしてほしい。
不器用ながらもストレートにお母さんに
自分の気持ちを訴えかけているんです。
だから、お母さんは頑張って読み取ってほしい。
察してほしい。決して、分からないと怒るのではなく、嘆くのではなく。
お母さんが期待に応えてくれた時、僕らは大いに喜びます!
めちゃくちゃ安心感を覚えます!
だからお母さん、優しく包み込んで下さい。
お母さん、いつもありがとう。