年賀状で懐かしい友人の近況を知るのは楽しいものです。
子どもが小さくてなかなか会えない友人とも、
今は写真年賀状でお子さんの成長を感じることもできますね。
しかし現在では、うらもおもてもすべて印刷で済ませ、
誰に宛てたものもすべて同じ、という送る側の「心」が見えない
年賀状がほとんどとなりました。
一言手書きメッセージを添える人も多いですが、
大量発送のダイレクトメールのような印象は拭えません。
一枚、一枚、手書きで宛名を書きながら、相手の顔を思い出す、
そんな年賀状の在り方は便利さと引き換えになくなっても、
相手を想う心だけは、大切にしておきたいものです。