男の子のお母さんなら、一度は「どうしてこんなことをしたがるんだろう」など、子育てに悩んだ経験があるのではないでしょうか?
女性であるお母さんと、男の子では、そもそも脳に違いがあるので、感覚が違っていて当然です。男の子の意欲脳を、桃太郎のストーリーに学んで、その違いさえも楽しみながら子育てできたら安心ですよね。
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お母さんの子育ての悩みでよくあるのが、男の子の子育てについてです。
「なんでこんなに危ないことばっかりして、言うことを聞いてくれないの?」
「どうしてすぐどこかにいなくなってしまうの?」
お母さんの悩みの声が聞こえてきますね。理解してうまくコミュニケーションが取れる様になれば、結局は思考が単純なので、ある意味では女の子よりも楽な部分もあります。そのためにまずは男の子の気持ちを理解していきましょう。
危険な遊びが好き、、、
強いものが好き、、、
ヒーローものが好き、、、
冒険的なことが好き、、、
だからすぐどこかにいなくなる、、、
動くものが好き、、、
だから電車や車が好き、、、
高いところに登りたがる、、、
思い当たる男の子お母さんも少なくないのでしょうか?きっとお母さんはちゃんと注意をしてあげているけど、ちっとも聞く耳を持ってくれないか、聞いてもすぐに忘れてしまう、、、ということもあると思います。
まずは、そもそもこういう気持ちがあるのが普通なんだ!ということを知ってください。
女の子の場合は上記の様なことで悩むことは少ないです。もちろんお母さんの子供時代もそうだと思います。しかし、男の子と女の子では、脳に違いがあるから当然の違いと言えるのです。
男の子の本能の中には古くからの「狩猟の文化」がインプットされていると考えてください。それが元となった「意欲脳」を持つのが男の子です。その昔、力と体力がある男が狩りに出ていた時代の名残りです。
(逆に女性はというと、家を守るために集団で協力し合ったり、情報交換をして生き延びる知識を得ていたので、「共感脳」が発達しました。男性よりも「コミュニケーション能力」が高くなりました。)
男の子の意欲脳が目指しているものをざっくりまとめると、
「目的」「解決」「達成」などの言葉が当てはまります。
POINT「目的」「解決」「達成」の本能を上手に活かしてあげてください。
逆に男の子の心を踏みにじってしまうショックな言葉もあります。
「この間言ったのに覚えてないの?」
「何度言えばわかるの?」
男の子はなかなか話が通じない、、、女の子と比べると全然話を聞いてくれない、、、そう思ってしまうかもしれませんが、女性よりコミュニケーション力が低く理解力が低いからこそ、一度ではなく、何度も言ってください。
そして、男の子は「今」を楽しんでいるので、過去のことはあまり覚えていません。「今日は学校で何したの?」と聞いても、「忘れた!」こんな返事は女の子ではないですが、男の子は全然あります。今を楽しんでいるからです。
「そんなことも知らないの?」
の様な、プライドを凹ませてしまう様な言葉も、キツイです。気持ちが完全に削がれてしまう言葉の例です。この様な注意の仕方ではなく、「意欲脳」を上手に活かしてあげるポイントを次章でご紹介します。
「目的」「解決」「達成」の本能を上手に活かしてあげるにはどうしたら良いのでしょうか?実は、桃太郎には、男の子を目標に邁進させる6つの要素がまとまっているのです。桃太郎のストーリーはみなさんご存知ですね?ここでは6つの要素を説明します!
まずは明確な目的がなければいけません。桃太郎には、鬼退治という明確な目的がありました。男の子を育てる場合に大事なことは、「夢を共有すること」です。まだ知らない時は、ぜひ聞いてあげてください。なかったら、一緒に探してあげましょう。
忠実な犬は、信頼を表します。親子関係の信頼関係はもちろん、兄弟姉妹との信頼関係も大切です。
いわゆる、猿知恵です。がむしゃらに突き進んでも目標達成はありません。創意工夫をすることや考える癖をつけさせること。そして手本となる母親としての知恵も必要です。偏食しない献立作りや整理整頓をまずは行動で示して覚えさせること。
先を見越す力は、目標達成のために重要なファクターです。母親としては、子供が生き抜く将来の社会についての先見性も必要です。
2021年から大学受験が大幅に変わることをご存知ですか?今( 2018 年 1 月時点で)中学 3 年生の子供が大学受験に挑む年から、受験が大きく変わります。それよりも小さいお子さんを持つお母さんはこちらの記事もぜひ!参照ください。
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目標達成には、適切な道具も必要です。桃太郎には、物語では目立たないですが鬼ヶ島へ向かう船が用意されていたのです。物を大切に扱うことを教えてあげてください。
スポーツ好きな男の子なら余談ですが、メジャーリーガーのイチロー選手が子供からされた「どうしたら野球がうまくなれますか?」という質問に対して、「道具を大切にすること」と答えたストーリーはファンの間では有名です。何度もメジャーでタイトルを取っているイチロー選手は、毎試合後のグローブ磨きを欠かしません。
桃太郎の動物たちはがついてきてくれるには、やはりきびだんごが重要でした。【腹が減っては戦はできぬ】です。子育てでは、ハグや、褒め言葉をしっかりかけてあげましょう。
まとめると、男の子を活かしてあげるポイントは、
POINT
男の子の気持ちを理解して、目標に邁進させる育て方をしましょう!!そして明確な目標が見つかった男の子には、精一杯応援をしてあげてくださいね!
女の子のルールはこちら!
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『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』池谷 裕二著
『男の子のしつけに悩んだら読む本』原坂一郎著