今( 2018 年 1 月時点で)中学 3 年生の子供が大学受験に挑む年からは、大学受験が大きく変わることを知っていますか?新しい受験では、自分の頭で考え・判断し・表現する力が問われます。それらの力は、子供が小さい頃から夢を持つと、自然と身につけることができます。
文部科学省内に設置された機関が検討している改革の一つに、大学入試改革の方向性が示されています。2021 年の大学入試ではセンター試験が廃止され、テストの内容の変更が示されました。
これまでの暗記力・記憶力・計算力が中心とされ、4択の中から答えを選ぶセンター試験の代わりに、「大学入学希望者学力評価テスト(仮)」というテストが導入されます。
新しいテストで重視されるのは、「思考力・判断力・表現力」の3つです。記述式の問題や、答えが複数あり得る問題など、出題のパターンが変わります。
・・・特に、「自ら課題を発見し、答えが一つに定まらない問題に解を見出していくために必要な諸能力」が重視され、・・・(http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/zkai/2021_a001.html)
課題発見能力、自分なりの答えを導き出す力を小さいころから自然と鍛えていくには、夢を持たせることがオススメの教育です。
読者のみなさんは、「ディズニーランド」は好きですか?セミナーでもたくさんの方が好きだと手を挙げてくれます。そのディズニーランドを作った『ウォルト・ディズニー』さんの言葉でこんな言葉があります。
それを夢みることができるならば、あなたはそれを実現できる。
そもそも、見ることすらできない夢は、叶えることなんてもっとできない。まずは、夢を持つこと。しかし、そもそも夢を持たない人が、たくさんいます。大人はもちろん、子供でもそうです。 夢を持つことで、「努力が成功」に繋がることを身をもって子供も覚えます。
「叶えたい夢」のためならば、あらゆる手段を考えようとるはずです。本で自分で調べる。人に聞く。などは、社会に出てからも必要になる力です。
答えは一つでなければ、方法も一つではないことを肌で身につけるはずです。
夢を持つことで、何かのコピーではない自分の頭で考える力をつけられます。その夢を「叶えたい」「達成したい」という気持ちは、問題解決をするために必要なモチベーションです。
夢は一人一人違うものなので、それを語る時、お手本はありません。自分の思いの中にしか答えはないのです。それを上手に表現することで、表現力が身につきます。
夢を持つことで、本当の思考力を身につけることができます。子供と夢を共有していますか?ぜひ、一度聞いてみてはいかがでしょうか?「親に夢を伝える」ということも表現力の一つです。
「流れ星に3回願いを唱えると叶う。」という言い伝えをあなたも聞いたことがあるのではないでしょうか?
これはただの言い伝えではなく、本当の話です。
なぜならば、一瞬しか流れない流れ星に3回も唱えるなど、常にそのことを意識していなければ頭の中で唱えることもできません。逆に、それだけ毎日強く願うことで、叶える可能性が高まると言えます。
子育てをしていれば、子供に夢や目標を持って立派に努力ができる子供に育って欲しいと思います。そのためには、お母さん自身がまず夢を持つことが大事です。なぜならば、子供は親の背中を見て育つからです。
家庭での教育は大変重要で、特に生活の習慣作りは大事な家庭教育の要素です。そして、親御さんの行動と言葉が大事です。それが習慣になります。
子供は、親御さんの姿をよく見ています。
親御さんがよく勉強する方であれば、子供も勉強をするようになり、マイナス思考の親御さんであれば、子供もマイナス思考になります。
母がどうありたいかは明確ですか?あなたはどんな背中を見せていますか?「どんな子育てをするか?」ではなく、「どんなお母さんであるべきか?」の方が大事なことです。
そして、ぜひお子さんに夢を聞いて、それを共有したら、お母さん自身も夢を持ってください。その姿は、子供はしっかり見ています。
鳥の場合も同じですが、お母さんが巣作りをします。小鳥は、親鳥の飛び立つ姿を見て、自分も飛べるようになります。その姿をしっかり見守ってあげることが、お母さんの役割です。
夢を聞いたら、親として、一生懸命応援してあげてください。例えなくても、悪いことではありません。まだお子さんには人生で多くの出会いが待っています。その夢に出会えるように、一緒に探してあげましょう。
POINTお母さん自身が夢をもつ
参照:「6年後の大学入試どう変わる?-2021年入試の2つのポイント」Z会(http://www.zkai.co.jp/home/ikkan/2021/zkai/2021_a001.html)
男の子のお母さんなら、一度は「どうしてこんなことをしたがるんだろう」など、子育てに悩んだ経験があるのではないでしょうか?
女性であるお母さんと、男の子では、そもそも脳に違いがあるので、感覚が違っていて当然です。男の子の意欲脳を、桃太郎のストーリーに学んで、その違いさえも楽しみながら子育てできたら安心ですよね。
お母さんの子育ての悩みでよくあるのが、男の子の子育てについてです。
「なんでこんなに危ないことばっかりして、言うことを聞いてくれないの?」
「どうしてすぐどこかにいなくなってしまうの?」
お母さんの悩みの声が聞こえてきますね。理解してうまくコミュニケーションが取れる様になれば、結局は思考が単純なので、ある意味では女の子よりも楽な部分もあります。そのためにまずは男の子の気持ちを理解していきましょう。
危険な遊びが好き、、、
強いものが好き、、、
ヒーローものが好き、、、
冒険的なことが好き、、、
だからすぐどこかにいなくなる、、、
動くものが好き、、、
だから電車や車が好き、、、
高いところに登りたがる、、、
思い当たる男の子お母さんも少なくないのでしょうか?きっとお母さんはちゃんと注意をしてあげているけど、ちっとも聞く耳を持ってくれないか、聞いてもすぐに忘れてしまう、、、ということもあると思います。
まずは、そもそもこういう気持ちがあるのが普通なんだ!ということを知ってください。
女の子の場合は上記の様なことで悩むことは少ないです。もちろんお母さんの子供時代もそうだと思います。しかし、男の子と女の子では、脳に違いがあるから当然の違いと言えるのです。
男の子の本能の中には古くからの「狩猟の文化」がインプットされていると考えてください。それが元となった「意欲脳」を持つのが男の子です。その昔、力と体力がある男が狩りに出ていた時代の名残りです。
(逆に女性はというと、家を守るために集団で協力し合ったり、情報交換をして生き延びる知識を得ていたので、「共感脳」が発達しました。男性よりも「コミュニケーション能力」が高くなりました。)
男の子の意欲脳が目指しているものをざっくりまとめると、
「目的」「解決」「達成」などの言葉が当てはまります。
POINT「目的」「解決」「達成」の本能を上手に活かしてあげてください。
逆に男の子の心を踏みにじってしまうショックな言葉もあります。
「この間言ったのに覚えてないの?」
「何度言えばわかるの?」
男の子はなかなか話が通じない、、、女の子と比べると全然話を聞いてくれない、、、そう思ってしまうかもしれませんが、女性よりコミュニケーション力が低く理解力が低いからこそ、一度ではなく、何度も言ってください。
そして、男の子は「今」を楽しんでいるので、過去のことはあまり覚えていません。「今日は学校で何したの?」と聞いても、「忘れた!」こんな返事は女の子ではないですが、男の子は全然あります。今を楽しんでいるからです。
「そんなことも知らないの?」
の様な、プライドを凹ませてしまう様な言葉も、キツイです。気持ちが完全に削がれてしまう言葉の例です。この様な注意の仕方ではなく、「意欲脳」を上手に活かしてあげるポイントを次章でご紹介します。
「目的」「解決」「達成」の本能を上手に活かしてあげるにはどうしたら良いのでしょうか?実は、桃太郎には、男の子を目標に邁進させる6つの要素がまとまっているのです。桃太郎のストーリーはみなさんご存知ですね?ここでは6つの要素を説明します!
まずは明確な目的がなければいけません。桃太郎には、鬼退治という明確な目的がありました。男の子を育てる場合に大事なことは、「夢を共有すること」です。まだ知らない時は、ぜひ聞いてあげてください。なかったら、一緒に探してあげましょう。
忠実な犬は、信頼を表します。親子関係の信頼関係はもちろん、兄弟姉妹との信頼関係も大切です。
いわゆる、猿知恵です。がむしゃらに突き進んでも目標達成はありません。創意工夫をすることや考える癖をつけさせること。そして手本となる母親としての知恵も必要です。偏食しない献立作りや整理整頓をまずは行動で示して覚えさせること。
先を見越す力は、目標達成のために重要なファクターです。母親としては、子供が生き抜く将来の社会についての先見性も必要です。
2021年から大学受験が大幅に変わることをご存知ですか?今( 2018 年 1 月時点で)中学 3 年生の子供が大学受験に挑む年から、受験が大きく変わります。それよりも小さいお子さんを持つお母さんはこちらの記事もぜひ!参照ください。
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目標達成には、適切な道具も必要です。桃太郎には、物語では目立たないですが鬼ヶ島へ向かう船が用意されていたのです。物を大切に扱うことを教えてあげてください。
スポーツ好きな男の子なら余談ですが、メジャーリーガーのイチロー選手が子供からされた「どうしたら野球がうまくなれますか?」という質問に対して、「道具を大切にすること」と答えたストーリーはファンの間では有名です。何度もメジャーでタイトルを取っているイチロー選手は、毎試合後のグローブ磨きを欠かしません。
桃太郎の動物たちはがついてきてくれるには、やはりきびだんごが重要でした。【腹が減っては戦はできぬ】です。子育てでは、ハグや、褒め言葉をしっかりかけてあげましょう。
まとめると、男の子を活かしてあげるポイントは、
POINT
男の子の気持ちを理解して、目標に邁進させる育て方をしましょう!!そして明確な目標が見つかった男の子には、精一杯応援をしてあげてくださいね!
女の子のルールはこちら!
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『パパは脳研究者 子どもを育てる脳科学』池谷 裕二著
『男の子のしつけに悩んだら読む本』原坂一郎著