小さな子どもにとっては、
世界も小さいです。
自分と、家族と、ご近所さんと、
幼稚園や保育園の先生やお友達など。
小さいうちは、本当に狭い世界の中で生きています。
ですから狭い世界で起きたことは、
大人にとっては取るに足らないことであっても
大問題になることもあります。
逆に、大人にとっては何でもないことも、
子どもにとっては嬉しくて仕方ないことになったり、
強く印象に残ることになったりもします。
狭いからこそ、そこで起きることは濃厚で、
ひとつひとつのインパクトも強いです。
そんな世界を生きる子どもとの関わり。
一言一言、一瞬一瞬も大切にしていたいですね。
<子供の心得>
大人にとっての当たり前が、
子供にとっての初めてになる。
小さい子供にとっては、この世の中のすべての出来事が
初体験のことばかりです。
初めてのことに、ドキドキ、ワクワク。
初めての出来事っていうのは、
なかなか忘れないものです。
それは良いことも悪いことも。
未だに幼い頃の経験を覚えていることってありませんか?
嬉しかったな、悲しかったなって。
大人にとって小さなことが、子供にとっての大きなことなんです。
だから、ないがしろにしないでほしい。
その瞬間、瞬間を大事にしてほしい。
特に、人との関わりは子供の成長に大きな役割を与えると思います。
なんとなく、呼んでいたおばちゃんの名前。
大人になった時に、こういう名前だったんだ。
こういう漢字を書くんだ。など新たな発見があります。
○○おばちゃんって呼んでいた
あの人と僕はこういう関係なんだ。
というのは、大人になって分かりますが
子供にとってはそんなことどうでも良いのです。
初めて呼んだ名前やニックネームを子供は大事にしたいのです。
なんてことのない日常。
大人と子供ではまるで景色が違います。
その一つ一つの光景を大切に。
その一瞬に少しでもお母さんの存在が入ってたら良いですね。
お母さんいつもありがとう。