子どもは大人に比べ、欲求に忠実に動きます。
しかし大人も、抑えたりうまく隠す方法を知っているだけで、
同じ欲求があります。
子どもは欲求が強いから激しい行動に出るのではなく、
普通のレベルでの欲求でも、
大人とは違う表現方法だから激しく見えますね。
わがままでも、周りを困らせたいわけでもなく、
今、自分に出来る方法で、
一生懸命に表現しているだけなのでしょう。
いつもいつもその欲求を叶えてあげることは出来ません。
すぐに叶えられる欲求もあれば、
そうでない欲求もあるのが社会で生きるということです。
叶えられることはちゃんと叶えてあげる。
しかし、無理なことはきちんと無理だと貫く。
最初は難しくても、一貫性を持って続けることで、
子どもも成長とともに欲求との付き合い方を学んでいきます。