若いころは、懐かしさを感じることなど
ありませんでしたが、
年齢を重ねると、「懐かしい」という気持ちが
よくわかるようになってきますね。
懐かしいという気持ちは
不思議と心をふうわりと包み込み、
なんとも切なく、優しい気持ちにさせてくれます。
私たちは、止まることのない
時の流れのなかを生きています。
そんな時の流れのなかを走り抜け、
時には立ち止まり、振り返り、また走り抜ける。
懐かしさは、
戻ることも止めることも出来ない時の流れを
優しく教えてくれているように思います。