とくにまだ小さいうちは。
お母さんが不安になっていると、
その不安は子どもにもうつります。
お母さんがその不安を意識していなかったとしても。
それは子どもへと反映するのです。
それが母と子の関係なのです。
子どもは、自分で「不安だ」とは言いません。
そのかわり、いろいろと形を変えてそれは表に出てきます。
子どもも、自分の心の中で何が起こっているか、
わからないのです。
ただ素直なぶん、いろいろな形で表面に出るのです。
お母さんだからといって、
というかお母さんだからこそ、
いろいろな不安を抱えるし、悩みだって尽きません。
それはもう、仕方のないことでもあります。
悩むなと言われたって、悩むものなのです。
ただお母さんの心は子どもの心につながっていること。
いつも意識していたいです。
<子供の心得>
お母さんの気持ちは、子供に移ります。
泣き上戸なお母さんだったら子供も泣くような子になりますし、
いつも怒ってばかりのお母さんだったら子供も起こりっぽくなります。
蛙の子は蛙なんです。
見たように、育てたようにしかならないんです。
お母さんを見て、育つんです。すくすくと。
お母さんは僕たちに安心感を与えて下さい。
お母さんが不安だったら、僕たちはもっと不安です。
恐いです。怯えます。
お母さんから僕たちは生まれました。
だから繋がっているんです。
いつ、どんな時でも、どこにいても。
腹の奥底、心で通っているんです。
安堵感を共に共有したいです。
そのためには、おかあさんのあったかい温もりが必要です。
いつだって僕らは繋がっているんだ。
お母さん、いつもありがとう。