「怖いもの知らず」という言葉があります。
恐れを克服したわけではなく、
もともと恐れていない状態に、
多く使われているようです。
「若いころは怖いもの知らずだった」というように。
たしかに、年を重ね、経験を重ねたからこそ、
怖さを知り、恐れることもあります。
失敗経験が恐れにつながることもあります。
怖いのは、みな、一緒なのだと思います。
失敗した経験や、嫌な経験があれば、
身を守ろうとするのは、当たり前の行為ですから。
怖いものを知ってから。
それでも前に進まなくてはならないとき。
恐れを乗り越え、踏み出せるか。
そこが大切なところなのだと思います。